ゆっくりの朝

今日は朝ゆっくり起きた。朝ごはんを食べて、のんびりした。こういう日が必要だ。昨日の夜更かしがじわじわ来ていたので、午前中は特に何もしなかった。

昨夜は少し夜更かしして、結婚式のプロフィールムービーを妻と作っていた。Canvaのテンプレートを使いながら、写真を選んで、文字を入れて、音楽を合わせる。作っていくうちにどんどん楽しくなってきた。なかなかいい出来になったと思っている。クオリティ的には普通に「結婚式のムービー」として通用するレベルだと思う。もしかしたら動画編集の才能があるかもしれない。妻と二人でクリエイターとして起業できるんじゃないかとも真剣に思った。


勘で触れる

妻に「Blenderとか触れるんじゃない?」と言われた。Blenderは3Dモデリングのソフトで、理系の人たちが使っているイメージのやつだ。そういうソフトを触ったことはないけど、今度やってみようと思った。

自分はパソコンが特別得意なわけじゃない。でも、初めて触るソフトでも勘で進められることが結構ある。正しいかどうかはわからないままに、なんとなく動かしているうちに形になっていく。それはちょっとした特技だと思っている。理屈より先に手が動くタイプなのかもしれない。Canvaもそうだった。最初の使い方なんて誰にも教わっていないけど、触っていたら覚えた。そういう感じで新しいソフトも触れたら面白いと思っている。


結婚式の準備はまだある

結婚式までもう少しだけど、まだやることがある。メニュー表を作ったり、最終の費用を確定したり。そのあたりは妻に全部任せることにした。

理由がある。契約からプランナーとのやり取りまで、これまでの準備はほぼ全部自分でやってきた。細かいやり取りも、段取りも、全部だ。「全部やってきた」というのは少し誇らしい気持ちもある。だから残りは妻に動いてもらう番だと思っている。バランスというやつだ。お互い得意なことをやればいい。


悔しい、8割

妻の写真センスがすごい。音楽の選び方もそうだし、花とか色を選ぶセンスもいい。プロフィールムービーに使う写真を選んでいても、妻が選んだものの方がいいことが多い。

カメラは自分が先に始めた趣味だ。富士フイルムのXハーフというフィルムライクなカメラを見つけて、「これいいな」と思って妻にも勧めた。フィルムっぽい色味が出て、日常のスナップが雰囲気よく撮れるカメラだ。自分なりに写真には自信があった。スマホで撮るよりいい写真が撮れている感覚があったし、それなりに撮れていると思っていた。

ところが妻が撮り始めたら、どんどん上手くなった。自分の目線で、見たものをそのまま切り取る。花の写真とか、日常のなんでもないシーンとか、妻が撮るとなぜか印象的な一枚になる。構図がいいのか、タイミングがいいのか、それとも被写体の選び方がいいのか、言語化しにくいんだけど、とにかく「いい写真だな」と思う。カメラの色味や機能もあるけど、それだけじゃない。センスがある。

初めて妻の写真を見たとき、悔しかった。8割は悔しかった。残り2割は素直にすごいと思った。自分が勧めたカメラで、自分より上手く撮られている。それはちょっと複雑だ。

最近は妻にカメラを持たせて、自分は持ち歩かないことも増えてきた。「どうせ妻の方がいい写真を撮るから」という気持ちが、少しある。負け惜しみっぽいけど、本当にそう思っている。撮る枚数も減った。でも妻が撮った写真を見るのは普通に好きなので、それはそれでいいのかもしれない。カメラを勧めたことで、妻の趣味になったのなら、それは悪いことじゃない。悔しいけど。

センスのある人と一緒にいると、刺激になる部分と、へこむ部分がある。妻のことはすごいと思っているし、誇らしくもある。自分が勧めたカメラで上手く撮れているのだから、見る目はあったということにもなる。でも、やっぱり悔しいものは悔しい。その気持ちは正直に持っておいていいと思う。負けを認めつつも、自分も撮り続けようとは思っている。

花屋を立ち上げたらいいと思うくらい、センスはある。音楽・写真・花・色、どれを取っても妻のセンスは本物だ。動画編集の才能があるかもしれない自分と組んで起業すれば、案外うまくいくんじゃないかと少し本気で思っている。役割分担は完璧だと思う。妻がクリエイティブを担当して、僕がそれを形にする。今日のプロフィールムービーがまさにそれだった。