サービスエリアのトイレから書いています

月曜日。出発日。今、サービスエリアのトイレの中でこれを書いている。お腹が痛い。

妻と二人でインプレッサーに乗って関西空港へ向かっている途中で、今夜21時25分発の便でオーストラリアへ飛ぶ。家を出るときに余裕を持って出発したので時間的にはまだ問題ないけど、今この瞬間はお腹が痛くてトイレに籠もっている。出発日の朝からこれかという感じで、我ながら間が悪すぎる。

お腹が痛いと全てが嫌になってくる。旅行も、出発も、なんとなく全部億劫に感じてしまう。体は正直すぎるくらい正直で、困ってしまう。でも行くしかないし、今日のためにここ1週間頑張ってきたんだからと自分に言い聞かせている。


原因はスシローかもしれない。日本最後の飯、やりたい放題だった

そういえば、昼飯にスシローを食べた。「日本で最後の飯だ」と気合いを入れて、マグロにイワシ、うずらの卵フライ、青さの味噌汁もがぶ飲みして、完全に食べすぎてしまった。

冷静に考えると、このお腹の痛みはスシローのせいかもしれない。風邪で弱った胃腸にいきなり回転寿司をガッツリ食べさせたわけで、そりゃあびっくりするだろうという話で、これは完全に自業自得だった。

ただ、飛行機の中でこうなるよりは先に壊しておいてよかったかもしれない。機内のトイレは狭いし、長距離フライト中にお腹を壊したら本当につらい。地上のサービスエリアでちゃんとしたトイレがあるうちに解決できているなら、まあそれでよしということにした。

ちなみに今回の旅行、持参する薬がやたら多い。風邪薬、胃薬、睡眠薬、酔い止めの4種類で、薬だらけで本当に飛行機に全部持ち込めるのか少し心配だけど、まあたぶん大丈夫だろう。それだけ備えているという安心感は精神的にもプラスになると思っている。


体調は7割回復。でも万全ではない

昨日と一昨日は意識的にがっつり寝た。風邪薬も強いものを飲んで、外出もせずほとんど布団の中で過ごした。その甲斐あって、喉の痛みも体のだるさもだいぶマシになってきた。7割くらいは戻ってきた感じで、残りの3割は旅行中に取り戻す作戦でいこうと思っている。

ただまだ万全とは言えなくて、喉に少し痛みが残っているし、今朝からお腹の調子も悪い。強い風邪薬が胃に来たのか、単純な緊張なのか、理由はよくわからないけど、とにかくしんどい。旅行前特有のあの感じかもしれない。気持ちが昂っているときほど、体はついてこないものだと思う。

外はむしむしと蒸し暑くて、湿気がすごくて体に堪える。オーストラリアは南半球の冬なので向こうに着いたら涼しいらしい。この体調のまま気温差に当たったらまずいので、到着してからも防寒には気をつけようと思っている。


走行中にフロントガラスへ飛び石。出発早々ショックな出来事

空港へ向かう途中、幹線道路を走っていたら前のトラックがショベルカーを積んでいて、その荷台から石が飛んできた。「バチッ」という音がしてフロントガラスに当たって、確認したら傷が入っていた。小さいけど、しっかり残っている。

正直ショックだった。自分のミスでぶつけたわけじゃなく完全にもらい事故で、トラックの後ろを走っていたこちらにできることなど何もなかった。傷を見た瞬間、一瞬テンションが下がってしまった。

ただ走行には支障なくて、ガラスが割れているわけでも視界が遮られているわけでもない。今日の最優先事項は安全に空港まで到着することなので、傷のことは旅行から帰ってから考えればいい。飛び石による傷は保険で対応できる場合もあるので帰国後に確認しようと思っている。今は気にしてもどうにもならないので、気持ちを切り替えた。

それにしても、昨日のうちにオイル交換と点検を済ませておいて本当に良かった。車の状態は問題ない。あとはこの傷だけで、まあ仕方ないかと思うことにした。車は道具だし、使えばいつかどこかに傷がつくものだ。


カメラも荷物も準備OK。あとは体調だけ

準備は全部できている。カメラも充電してバッグに入れたし、変換プラグ、常備薬、着替え、パスポートも確認済みで、妻が細かいものまでリストにして用意してくれていたおかげで抜けはないと思う。昨日の夜に二人で最終確認して、「大丈夫、全部ある」と確かめ合った。準備面では文句なしだった。

あとは体調だけが不安で、カメラも荷物も万全なのに運ぶ本人の体調が7割という状態で旅立つことになってしまったのが少し情けない。体よ、頼む。

お腹が痛い状態でフライトに乗るのはきつい。長距離フライトは気圧の変化もあるし座りっぱなしだし、トイレのタイミングも限られてくる。今のうちにできる限り出しておいて、機内では落ち着いていたいと思っている。今このトイレにいる時間にも意味があると思うことにした。


ゆっくり行く。楽しい旅行にしたい

家を出るときに余裕を持って出発したので時間はまだある。焦らなくていい。このサービスエリアでゆっくり休憩して、体が落ち着いてから出発しようと思っている。空港には早めに着いてチェックインして、出国後のラウンジかどこかでのんびりできれば最高だ。フライトは21時25分なので、まだ時間はある。

お腹が痛くて、フロントガラスに傷がついて、喉もまだ完璧じゃなくて、正直今この瞬間はしんどい。全部が嫌になる感覚が一瞬ある。でもそれは今だけで、飛行機に乗ってしまえばあとはオーストラリアに着くだけだし、着いてしまえば旅行が始まる。

妻と二人で、初めての海外旅行。10日間、オーストラリア。仕事のことも、残業のことも、引き継ぎのことも、全部置いてきた。現地では体を休めて、ご飯を食べて、写真を撮って、それだけをやってくる旅にしたい。体調も向こうで治す。胃薬もコンビニで買ってきたし、常備薬も妻が揃えてくれているので、備えは十分だと思っている。


無事、関西空港に着いた。すき家で最後の日本食

サービスエリアでゆっくり休憩してから出発して、無事関西空港に着いた。チェックインを済ませて、出国前にすき家に入った。妻は焼き鳥丼、自分は鶏そぼろ丼を頼んだ。

食べながら「これ以降日本食はないな」と思ったら、なんとなく感慨深い気持ちになった。ふだん当たり前に食べているものが、しばらく食べられなくなる。別に日本食にそこまで思い入れがあるわけでもないけど、「最後」というワードが頭についた瞬間、なんか特別に感じてしまった。昼にスシローをがぶ飲みしておいてこれを言うのもどうかと思うけど。

お腹の調子も、少しマシになってきた。鶏そぼろ丼が胃に優しかったのかもしれない。楽しい旅行にしてくる。行ってきます。