妻のセンスがすごい、という話

今日はまず最初に、これをちゃんと書き残しておきたい。妻のセンスが本当にすごい、という話だ。

結婚式の準備をずっと一緒にやってきて、ウェルカムボードの飾り付けをどうするかという話になった。式場の入口に、写真や花を飾るやつだ。普通にやろうとすると、それなりのお金がかかる。でも妻は百均の花瓶や雑貨をうまく組み合わせて、安っぽく見えないおしゃれな飾り付けを仕上げていた。

こういう「手持ちのもので工夫する」センス、自分には全然ない。予算の制約の中で、どう見せるかを考えながら形にできる人って、本当にすごいと思う。色彩感覚もあるし、デザイン的なバランスの取り方も自然とわかってる感じがする。結婚式のビデオの編集も、写真の選定も、妻がほとんどやってくれた。準備を進めるたびに「この人と結婚できてよかった」と思う場面が増えていく。

センスのある人と一緒にいると、生活が豊かになる。形のあるものだけじゃなくて、なんかこう心が満たされる感じがある。口でも伝えるけど、ブログにも残しておきたくて書いた。本当にありがとう。


帰り道、親父と電話した

今日の帰り道、親父から電話がかかってきた。最近の近況を話してくれた。

親父は今、大手企業の子会社に出向している。富山にいる。富山の人は真面目でよく働くらしく、意識も高いと言っていた。3年後に転籍か親会社に戻るか選べるらしいんだけど、その時に自分の担当事業がどうなっているかはわからない、やらせてもらえるかどうかもわからない、と言っていた。世の中は非常に厳しいって。

出向先の部署はもともと4人いた営業チームが、今は2人で回しているらしい。しかもそのうち1人は支店長で管理職だから、実質ほぼ1人で動いているようなものだ。53歳で、そういう状況の中で踏ん張っている。大変だなと思う。でも声は明るかった。


親父から言われたこと

今の仕事のこと、AIを使っている話、新しいことに手を上げていることなどを話したら、親父はいくつかのことを言ってくれた。

まず、優秀な上司や面白い人と仲良くしておいた方がいいということ。媚びを売るわけじゃないけど、ちゃんと関係を作っておくと、面白いポジションに引き上げてもらえることがある。親父自身の経験からそう言ってるんだろうから、重く受け止めた。

それから、仕事は7割くらいで回した方がいい、生活に余白が必要だということ。根詰めすぎると判断が鈍る、事故が起きる。「この前車をこすったんだよね」という話をしたら、「そういう時に人を轢いたらどうするんだ」と言われた。正論だ。自分のキャパを超えた働き方は、自分だけじゃなく周りにも迷惑をかける。

AIを使っている話や、積極的に新しいことに関わっていることについては「それはやっていた方がいい」と言ってくれた。会社がいつ変わるかわからない、組織改変も投資も統廃合も常に動いている時代だから、色々首を突っ込んでやっておいた方がいいと。腐らずに、動き続けることが大事だと。


ツールが助けてくれる時代

電話を切ってから、色々考えた。

自分は、正直なところ勉強が得意じゃなかった。国語も算数もあまりできない。学生時代はラグビーしかやってこなかったと言っていいくらいだ。計算が速いわけでも、文章が上手いわけでも、英語ができるわけでもない。そういう人間が、変化の激しい時代の中でどう生き残っていくか。

でも今は、ツールが助けてくれる。AIを使えば、文章が整理できる。データの分析も、アイデアの壁打ちも、日記の言語化も、全部補えるようになってきた。「自分には無理だ」と思っていたことが、ツールを使えばできる時代になった。

そうなってくると、差がつくのは別のところだと思う。人の心を動かす力、チームを引っ張る推進力、周りと信頼関係を築けるかどうか。ハラスメントをしない、人望がある、明るく元気に毎日動き続けられる。そういう部分が、これからの時代に生き残るカギになるんじゃないかと思う。少なくとも、自分にはそこで勝負するしかないし、そこなら戦えると思っている。

習慣はその土台だ。ちゃんと寝て、ご飯を食べて、余白を持って、明るく会社に行ける状態を維持する。当たり前のことだけど、それができていないと何もできない。昨日みたいに夜中の2時まで作業して疲弊した状態では、判断もできないし、人にも優しくできない。結婚式の準備中という特殊事情はあるとしても、日常の習慣を崩さないことは大事にしていきたい。


53歳でも踏ん張っている人がいる

親父は53歳だ。転籍か戻るかの岐路に立って、富山で1人で動いている。帰ってこれないかもしれないし、帰ってこれても別の仕事になってるかもしれない。でも声のトーンは、悲壮じゃなかった。

息子も娘も育って、奥さんがいて、家がある。それだけで十分幸せなことだ、と思っている人の声に聞こえた。いいモデルケースとは言えないかもしれない。でも苦しい状況の中でも生活は回っていて、なんとかやっている。それはそれで、すごいことだと思う。

帰り道に親父と仕事の話ができるって、地味にすごく幸せなことだと思う。自分の仕事の話を真剣に聞いてくれて、自分の経験から何かを伝えようとしてくれる。そういう存在がいるだけで、大分違う。昨日は妻を泣かせてしまったし、色々上手くいかないこともある。でも根っこのところには、ありがたいものがたくさんある。頑張ろうと思った。