子供ってなかなか親の言うこと聞かないですよね。
理解してないのか、駄々をこねてるのか。 しかし、頭ごなしに叱ってはいけません!
子供もしっかり感じ考えているものですよ。
ある女性のお話です。
彼女には、2人の息子がいました。長男は3歳半、次男は1歳。
次男が幼いので、 どうしても今まで長男をかまっていた時間の大部分が次男に充てざるを得なくなっていったそうです。
そんなある日・・・ 長男がこんなことを言い出しました。
長男
ごはん食べたくない。
おかし食べる・・・
子供の成長は著しいですよね。 そんな時期にお菓子だけなんて、体にいいわけありません。 一体何がそうさせてしまったのか? 女性にはわからなかったのです。 その長男の姿を見かねて、仕事から帰ってきた旦那さんが長男を呼んで『ある事』を話し始めました。
パパ
パパのヒザに乗って少し話をしよう
長男は少し不機嫌ですが、言うことを聞いて膝にのって話を聞きます。 まだ素直さは残っているようですね。
太郎はよくママにプレゼントをあげているよね?
うん!今日もお花をあげたんだよ!
そう得意げに答えました。
へぇ。ママはなんて言ってた?
嬉しいって言ってた!
そこに飾ってあるよ!
父親は微笑んで、こう続けたのです。
じゃあ、ママが
『太郎のプレゼントなんかいらない。お花じゃなくて他のがいい。』
って言ったらどんな気持ち?
・・・ヤダよぅ。
あまりのショックに、長男は泣き出しました。
息子を泣かせてしまった旦那さんですが、 泣きじゃくっている長男にこう続けます。
ママが毎日作ってくれるご飯は、太郎へのプレゼントなんだよ。
『太郎、喜んでくれるといいな』
って思いながら作ってるんだ。
太郎がお花を摘んででる時の気持ちと一緒じゃないか?